まず探偵の探し方において特別な方法はありません。
例えば警察の管理する
Nシステムの情報入手ができるわけでも
特別な職務権限があるわけではないのです。
探偵は家出人・失踪人の失踪前の状況や性格、
本人の行動傾向などから現在の状況を想定しながら
「とにかく探す」のです。
また調査シュミレーションを3段階に分けます。
1段階 本人の失踪前の状況の分析
友人、知人の洗い出し
手配書の作成
手配書の配布
2段階 失踪ポイント(家出人の住んでいた場所)から
近距離~中距離の地点での捜索
3段階 全ての情報の確認と遠距離での情報確認
ある失踪人調査・・・・・
マルタイは30代の男性。
奥さんと子供を残しての失踪。
ご主人はリストラ、自分の持病の悪化などで悩んでいた。
「僕を探さないでください」と置手紙。
奥さんは自分で数日、探し続けたものの
手がかりすら出てこない。
そして知人に紹介され、当社に来られた。
探偵は早速、調査を開始する。
調査班を2つに分け、日中の調査班と深夜の調査班。
日中の調査班はパチンコ店、漫画喫茶、公園の駐車場など
手配書を配りながら調査を進めていく。
深夜の調査班は夜の公園、24時間スーパーの確認などを
徹底的に走り回る。
マルタイの情報も集まり、絞り込みをかけていく。
調査開始から12日目、
とある24時間スーパー駐車場でマルタイのご主人を確認。
至急、依頼人の奥さんに現場に来てもらう。
そして奥さんと探偵がマルタイの車両に近づく。
同時に車両班の探偵がご主人のクルマの前をふさぐ。
無事にマルタイを保護する。
疲れ切った様子のご主人と涙をボロボロと流した奥さん。
探偵もその姿を見て、たまりにたまった疲れがなくなった。
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