佐々木勇さん(48歳)から妻 聡子さん(46歳)の浮気調査を依頼される。
勇さんは公務員、釧路市に単身赴任をして3年になる。
子供さんは長男(23歳)、長女(21歳)はそれぞれ独立しておられる。
聡子さんは札幌の持ち家で独り暮らしをしている。
2年くらい前から聡子さんの様子が不審になっていった。
勇さんが月に2度ほど帰省するのだが、勇さんが帰省すると聡子さんはいろいろな用事で外出している。
勇さんと顔を合わせたくないように聡子さんが出掛けているのです。
勇さんは帰省した際、近所に住む友人と会った。
その際、勇さんが友人に「妻が俺をさけているようだ」と相談した。
友人が「もしかして浮気をしているんじゃないか」と何気なく言った。
勇さんはまさか?と思いながらも不安がよぎった。
その後、友人が夜、勇さんの家の前を通った際、真っ暗だったのを確認した。
家の前に止まっているはずの聡子さんのクルマもない。
その話を友人から聞いた勇さんは悩ん末に当社へ依頼されたのだった。
さっそく探偵が調査を開始する。
やはり聡子さんは浮気をしていた。
相手は聡子さんの高校の同窓生の木下隆さん(46歳)。
隆さんは2年前に離婚していた。
おそらく離婚後、聡子さんと関係が深まったのだと思われる。
聡子さんはほぼ毎日、隆さんの家に行き、宿泊をしていた。
隆さんが仕事に出掛けるとき、一緒に出てきて、家に帰ってくる。
夕方に食材などを買って、隆さんの家に行く・・・を繰り返していた。
浮気というより、ほぼ同棲という状況であった。
探偵はすべてを勇さんに報告させていただく。
勇さんは探偵の報告に愕然とされた。
結婚23年、まさかこんなことになっているとは・・・・と。
勇さんは聡子さんと何度も話し合いを持ったが、聡子さんは繰り返し離婚を要求してきた。
悩んだ末に勇さんは離婚を決断された。