残暑の日差しが厳しい8月。
江別市在住の佐藤朋美さん(37歳)から依頼をされる。
依頼内容は、半年前にマッチングアプリで知り合った吉田健司さん(32歳)の調査であった。
朋美さんは、札幌市で看護師として働いている。
吉田さんも函館市で同じく看護師として働いている。
同じ看護師として、お互いの悩みなどを毎日のように電話で話していた。
江別と函館、遠距離のためにお互いに休みを合わせ、朋美さんが函館へ行ったり、
健司さんが札幌に来たり、月に2回から3回ほど会っている。
依頼のきっかけとなったのは、2週間前に朋美さんが友人と札幌へ行ったとき、偶然にも健司さんを見かけた。
札幌駅に隣接している百貨店で健司さんが、20代と思われる女性と腕を組んで歩いていた。
健司さんは、朋美さんに気づかず、すれ違っていった。
明らかに恋人同士のように見えたそうです。
その日から朋美さんは、悩み続けた。
そして、これ以上彼を疑うより、調査をしてみようと当社へ依頼をされたのだった。
さっそく探偵が調査を開始する。
健司さんには、複数の交際女性がいたのだった。
探偵が調査をしている期間においても、朋美さん以外に3人の女性が確認された。
おそらくマッチングアプリでたくさんの女性と知り合い、複数交際をしていたと思われる。
以上を依頼人である朋美さんに報告させていただく。
朋美さんも想像を超えた内容に動揺されておられた。
朋美さんは、健司さんと別れることを決断された。
