パレットの丘に初雪が降り、白い景色になる12月。
千歳市在住の佐藤富子さん(85歳)から、妹 和子さん(81歳)の所在調査のご依頼をいただく。
富子さんは15年ほど前に些細なことで妹 和子さんと口論となった。
それから疎遠になり、15年が経ってしまう。
富子さんは、夫も亡くなり、子供もいないため、独り暮らしをしていたが、来年には施設に入所することが決まっていた。
その前に和子さんと再会したいと思っていた。
知っていた和子さんの住所に手紙を出したが、「宛所不明」で戻ってきた。
親類などに聞いてみたが、分からなかった。
そして、担当してくれているケアマネジャーに相談し、当社へご依頼となった。
さっそく探偵が調査を開始する。
手紙を出した住所は、やはり駐車場に変わっていた。
様々な調査をおこない、1ヶ月を要したが、和子さんの住所が判明した。
和子さんは、札幌市内の施設に入所していた。
2年ほど前に体調を崩し、それを機に入所されたのだった。
偶然にも来年、富子さんが入所予定の施設のすぐ近くであった。
以上を依頼人である富子さんに報告させていただく。
富子さんは、すぐに和子さんに手紙を書く。
3日後、和子さんから電話がかかってきたそうです。
二人は3時間も電話で話し、15年間の空白を語り合った。
富子さんは、「これからは妹と楽しい時間を作っていきます」と探偵に言われた。
