初夏の風が心地よい6月。
苫小牧在住の佐藤真美さん(31歳)から、婚約者 鈴木健一さん(32歳)の調査を依頼される。
真美さんと健一は3年前、友人の紹介で知り合い、交際が始まる。
1年前、健一さんにプロポーズをされた真美さん。
真美さんもプロボーズを承諾し、二人は結婚への準備を進めた。
健一さんは団体職員、真美さんは看護師として働いている。
真美さんは、病棟で勤務のため、月に8日は夜勤。
そのため、職場に結婚後は外来の日勤での勤務の希望を出していた。
結婚式は、互いの両親、親しい友人のみを招待する小さな会場でおこなうことにして、
会場も予約したある。
だが先日、健一さんから「結婚式は延期してほしい」と告げられた。
理由は「仕事が忙しく、結婚への余裕がない」とのことだった。
だが、あまりに唐突な話に戸惑った真美さん。
健一さんの仕事は、特に部署移動もなく、「仕事が忙しい」には違和感がある。
真美さんは、「疑うより真実を知ろう」と当社へ健一さんの素行調査を依頼されたのだった。
さっそく探偵が調査を開始する。
健一さんは、半年ほど前に臨時職員として入ってきた田中美紀さん(26歳)と交際をしていたのだった。
週末には、二人で函館へ旅行に行っていた。
また、田中さんの自宅マンションにも、探偵の調査中に3度の宿泊が確認されたのだった。
以上を依頼人である真美さんに報告させていただく。
真美さんは、探偵の報告を目をつぶりながら聞き入り、最後は「わかりました」とうなずかれた。
翌日、真美さんは、健一さんと話し合いをおこない、別れることを決断された。
