初夏の日差しがまぶしい6月。
札幌市在住の山本尚子さん(33歳)から、夫 裕司さん(35歳)の調査を依頼される。
裕司さんは大手生命保険会社の札幌支店で勤務している。
尚子さんも結婚前は同じ職場の同僚だったが、5年前に結婚を機に退職する。
山本さん夫婦は4歳の長男との3人家族。
一ヶ月ほど前、突然、裕司さんから離婚を迫られたそうです。
「僕はやっぱり結婚には向いていないことに気づいたんだよ」
「養育費などはきちんと払うつもりだよ」
「来年は転勤になると思う、それまでには離婚をしたいんだよ」
尚子さんにはまったく納得がいかなかった。
それまでは仲の良かった家族であり、夫婦関係も良好であった。
尚子さんは姉に相談する。
姉は一言、「裕司君はきっと浮気しているよ」「きちんと探偵に調べてもらいなさい」とアドバイスをもらう。
翌日、尚子さんは当社を訪れ、依頼をされた。
さっそく探偵が調査を開始する。
裕司さんは、やはり不倫をしていた。
相手は佐藤沙織さん(28歳)、裕司さんの会社で営業職で働いているシングルマザーの女性だった。
裕司さんは退勤後、佐藤さんのマンションに立ち寄り、深夜に帰宅していた。
また日曜日、尚子さんに会社に行くと車で出かけ、佐藤さんのマンションへ向かう。
そして佐藤さん、佐藤さんの長男(4歳)を乗せ、小樽の水族館へ向かった。
水族館の観覧を終え、小樽市内の観光をする。
その姿は、まるで親子のようであった。
探偵は尚子さんに報告をさせていただく。
尚子さんは、やはり佐藤さんの長男と歩く裕司さんの映像を見て憤っていた。
「自分の息子に寂しい思いをさせて、よその子供と遊びに行くなんて」・・・と。
尚子さんは、裕司さんとの離婚を決断された。
弁護士に委任し、佐藤さんに慰謝料の請求、裕司さんには離婚、慰謝料の請求をおこなった。
