苫小牧フェリー乗り場にも初雪が降る11月。
高橋真澄さん(38歳)から、婚約者 山田隆さん(41歳)の調査を依頼された。
真澄さんと隆さんは1年前にSNSを通じて知り合い、交際をしている。
半年前に真澄さんが東京に行き、隆さんと会った。
それ以降は、毎日のようにLINEなどで連絡を取り合っている。
真澄さんは苫小牧で看護師として働かれている。
隆さんはIT会社の経営者。
そのため、遠距離で隆さんが忙しいため、それ以降は一度も会えていない。
3ヵ月前、隆さんより電話でプロポーズをされた。
「来年、仕事がひと段落したら、結婚しよう」・・・・と。
真澄さんは「ハイ」と答えた。
その後、隆さんから結婚式の式場を押さえるための費用と言われ、50万円を送金する。
新婚旅行はシンガポールに行こうと言われ、旅行代金 30万円を送金する。
2週間前、隆さんの取引先が倒産してしまい、その穴埋めの資金を貸してほしいと言われ、400万円を送金する。
それ以降、隆さんと連絡が取れなくなったそうだ。
真澄さんは、隆さんに何かあったのではないか?と心配になり、探偵に調査を依頼されたのだった。
さっそく探偵が調査を開始する。
やはり探偵は今回の調査結果に不安を感じていたのだった。
その不安は的中してしまった。
山田隆さんはとても大きな嘘をたくさんついていた。
隆さんはIT会社の経営者ではなく、無職であった。
そして、既婚者だった。
つまり、今まで真澄さんに話していたことはすべて嘘だったのです。
さらに調査を続けると隆さんは、真澄さんと同じ手口で複数の女性をダマしていたのだった。
隆さんは結婚詐欺師だったのだ。
探偵は依頼人である真澄さんにすべてを報告させていただく。
真澄さんはあまりの事実に泣き出してしまった。
その後、探偵は真澄さんに警察への被害届を出すこそを促し、弁護士を使ってダマされたお金の返済要求をおこなった。
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