釧路市在住の山田慎司さん(48歳)妻 亜紀さん(46歳)長男 一樹君(13歳)、次男 尚樹君(9歳)の4人家族。
夫の慎司さんは保険代理店を経営している。
また、小学校のPTA会長を4年間に渡りしている。
妻の亜紀さんから当社無料相談室にご相談を頂いたのは、釧路ではまだまだ風が冷たい5月。
相談内容は、慎司さんがPTAの会合といって度々飲みに出掛ける。
最近は午前3時を過ぎることもある。
夫の携帯電話のメ−ルで予測変換を見ると「愛している」「楽しかったよ」「君のことが」「胸が苦しい」などの言葉が並んでいる。
時折、切ない表情でため息などをつくそうである。
亜紀さんとしてはやはり正確な状況を把握したいとの事で、依頼となった。
調査開始である。
依頼を頂いたその週の金曜日、PTAのバザーの打ち合わせと言って、夫が出掛けて行く。
午後7時から居酒屋において、慎司さんを含めて7人ほどが集まり、会食をかねての打ち合わせである。
慎司さん以外は全て、女性である。
探偵も同じ居酒屋に入り、観察していると慎司さんはモテモテの状態。
その居酒屋を出たのが午後10時を過ぎてから。
店の前で解散をしたが、少し歩いた路地で先ほどの宴会に出席していた30代の一人の女性と合流し、タクシーに乗車。
なんとホテルに行ったのである。
探偵がホテル前で張り込みを続けていると、3時間後に慎司さんとその女性が出てくる。
慎司さんが自営業のため、日中の行動調査を進めて行くと、なんと別の女性とホテルに行ったのである。
その女性も先日のPTAの会合に来ていた女性であった。
更にある土曜日、慎司さんが札幌に出張と言って出掛けたが、釧路郊外にあるドラックストアで女性を助手席に乗せたのである。
その女性も先日のPTAの会合に来ていた別の女性である。
探偵も絶句である。PTAって何?
そのまま車は走り出し、2人で札幌に到着。
あるホテルのツインルームに部屋を取り宿泊。翌日、釧路に戻ったのである。
登場した3人は全て、家庭のある女性で、PTAの役員である。
以上を妻 亜紀さんに報告をさせていただいた。
亜紀さんもあまりの状況に混乱してしまった。
現在、当社紹介の弁護士と離婚にむけて協議中である。