札幌市在住の大下愛子さん(26歳)から、盗聴調査・盗撮調査を依頼される。
愛子さんは札幌市中央区の賃貸マンションに住まわれている。
仕事が看護師のため、生活は不規則。
愛子さんが何気に見ていたテレビのドキュメント番組で「盗聴・盗撮の実情」が放映されていた。
普通の家庭に何気についている盗聴器や盗撮器。
独り暮らしの愛子さんは番組が終わるときには、不安がこみ上げてきたそうです。
翌日、当社へ盗聴調査・盗撮調査を依頼された。
3日後、愛子さんの休みの日に調査にうかがった。
当日、盗聴調査、盗撮調査、その他セキュリティ全般の調査をおこなう。
調査の結果、タップ型(三股分割ソケット)の盗聴器が発見された。
愛子さんは今の住居に半年前に引越しをしてきている。
どうやら引越しをしてきた際には既にそのタップ型盗聴器はコンセントにささっていたようだ。
前住人が仕掛けていったのか? それとも前住人が仕掛けられていたのか?
それとも前々住人なのか?
ただ、盗聴器の色が少し黄ばんでいる状態を見ると、古い機材であることが想像された。
愛子さんは後日、マンションの管理会社に調査結果の事情を話し、ドアの鍵を交換してもらった。