山田優太さん(55歳)から盗聴・盗撮調査を依頼される。
山田さんは札幌で不動産会社を経営している。
1年ほど前から本契約寸前のお客が同業他社にとられてしまう。
当初、山田さんは「そんなこともあるさ」と思っていたが、それも1年ほど続くとやはり何かあるとおもった。
一番に考えられるのは、従業員からのリーク。
だが、山田さんは苦楽を共にした従業員を疑いたくはなかった。
そのため、まずは社内の盗聴器・盗撮器などの設置がないのか・・・・の調査を検討する。
そして当社へ盗聴・盗撮調査を依頼された。
従業員に不要な心配をさせたくないと、会社が休みの水曜日におこなうことになった。
探偵が様々な調査器材を持ち込み、社内の隅々まで調査をおこなう。
山田さんの推測とおり、盗聴器が2個発見された。
会議室のコンセントへ挿し込まれているトリプルタップ型盗聴器(三又ソケット)、
社長室には延長コード型盗聴器であった。
すぐに盗聴器を撤去する。
また、再発防止のため、社内には防犯カメラの設置をおこなうことにした。