大倉山にも雪が積もる1月。
札幌市在住の佐々木大輔さん(35歳)から妻 智子さん(29歳)の浮気調査を依頼された。
大輔さんは自衛官、智子さんは介護施設で働いている。
佐々木家は長男(2歳)との3人家族、長男の妊娠を知り、結婚に至っている。
大輔さんは自衛官のため、演習、野営、当直、警衛 など月に何日も帰れないことがある。
あるとき、大輔さんが6日間ぶりに自宅に帰るとゴミ箱の奥に使用済みの避妊具が捨ててあった。
大輔さんは以前から智子さんが元カレ 伊藤清さん(30歳)との不倫を疑っていた。
このとき、大輔さんは智子さんの不倫を確信した。
そして探偵に智子さんの浮気調査を依頼された。
さっそく探偵が調査を開始する。
調査初日は大輔さんが大規模演習のため、9日間家に帰れないときからスタートする。
調査初日、智子さんが仕事を終えて家に帰ると間もなく清さんが佐々木家を訪れる。
その日、清さんは佐々木家に宿泊する。
清さんは我家のように普通に佐々木家から朝、出ていった。
その後も探偵は調査を続ける。
大輔さんが演習に行っている9日間にうち清さんは佐々木家に6日間泊まっていた。
演習が終わって帰宅する大輔さんと会い、、9日間の報告をさせていただいた。
大輔さんは想像はしていたが、やはりショックは大きかった。
その後、大輔さんがひそかに置いていたボイスレコーダーに驚くべき内容が録音されていた。
長男の本当の父親は清さんだった。
また、智子さんは大輔さんと知り合ったときは清さんと別れていたと言っていたが、関係は続いていた。
そのボイスレコーダーを聞いた大輔さんは、膝から崩れ落ちたそうです。
3日後、大輔さんは智子さんと話し合いを持った。
長男は事前に大輔さんの実家に預かってもらった。
だが、話し合いが30分も経たないうちに智子さんは逆ギレをして家を出ていった
大輔さんは智子さんと離婚調停を起こし、離婚をされた。
だが、長男が自分の子供ではないことを知っていることは言わず、大輔さんが親権を得た。
大輔さんは「DNAは調べません、この子は僕を最初にパパと呼んだんです、それが全てです」・・・と。