買物公園にも残暑の日差しが心地よい9月。
旭川市在住の木田麻衣子さん(38歳)から夫 優太さん(38歳)の調査を依頼される。
優太さんは医師、旭川の基幹病院で勤務している。
優太さんは向上心も高く、積極的に学会などへは出席していた。
だが、ここ半年ほど優太さんの学会出席が極端に多くなり、週末はほとんど学会出張のために帰宅をしない。
ある日、優太さんのジャケットのポケットから一枚のレシートを見つける。
札幌のコンビニで飲料などを購入しているものだった。
日付は9月2日、優太さんは東京で学会に行っていたはずであった。
そのレシートを見つけてから、振り返ると優太さんの不審な行動が思い出された。
学会に行った際に持っていった下着から香水のニオイがした。
当直が増えたり、帰宅時間も極端に遅くなった。
麻衣子さんは「もしや」と考え、当社へ優太さんの調査を依頼された。
さっそく探偵が調査を開始する。
優太さんは明日から東京へ学会出席の予定といっていた。
探偵が調査の準備を備える。
翌日土曜日 8:00 探偵は優太さんの自宅前で待機する。
9:00 優太さんが自宅を出てきて、車に乗り込み、走行を開始する。
予定では旭川空港に向かうはずだが、車は逆方向に進んでいく。
車は近文のコンビニの駐車場に停車、店内から女性が出てきて、優太さんの車に乗り込む。
車は鷹栖インターより高速道に乗り、札幌方面へ走行をする。
探偵は優太さんの車は追尾する。
車は札幌インターで降り、札幌駅付近にある百貨店駐車場に入場する。
探偵も見失わないため、距離を詰めて尾行をする。
優太さんと女性は館内のブランド店に入店する。
優太さんが40万円ほどのショルダーバックを女性に購入していた。
館内をいろいろと歩き回り、その後、館内にあるレストラン街の寿司店で昼食をとる。
百貨店を出た優太さんと女性は駅裏にあるシティーホテルの駐車場に車を駐車する。
同ホテルへチャックインをおこなう。
探偵も同ホテルへと宿泊手続きをする。
幸い、空室があり、探偵も宿泊することができる。
優太さんと女性はホテル16階のスイートルームに入っていくのを確認する。
夜はススキノにある洋食店、バーなどに行き、再びホテルへと戻った。
翌日は二人で宝飾店へ行き、優太さんが女性にイヤリングを買ってあげていた。
二人は札幌地下街などを歩きまわり、買い物を続ける。
その後、17:00 優太さんと女性は旭川方面へ車を走らせる。
車は旭川に到着、近文のマンション前に到着する。
女性が車から降りて手をふり、優太さんの車を見送る。
そして優太さんが帰宅する。
優太さんは麻衣子さんに「東京は暑かったよ」とうそぶいていたそうだ。
引き続き、探偵は調査をおこなう。
女性の身元が判明する。
女性は宮崎奈央さん(31歳)、優太さんの勤務する病院の看護師だった。
優太さんの勤務も不規則なことから、夜も宮崎さんの家に立ち寄っていた。
次の週も優太さんは大阪での学会に出席すると言って、宮崎さんのマンションに宿泊をしていた。
以上を麻衣子さんに報告をさせていただく。
麻衣子さんは怒りを抑えながら、探偵の報告を聞かれていた。
翌日、麻衣子さんは優太さんと話し合いを持つ。
優太さんは最初「君の被害妄想だよ」とシラを切っていたが、探偵が撮影した写真を数枚見た後、すべてを認めた。
