春風が吹き始める4月。
小樽市在住の斉藤早苗さん(37歳)から、夫 茂さん(38歳)の浮気調査を依頼される。
茂さんは中学校教員、早苗さんは看護師として働いている。
斉藤家は、長女(10歳)、二女(7歳)の4人家族。
半年前から茂さんが鬱の治療のため心療内科に通いだしていた。
中学校教員という職業のため、ストレスから眠れないようになり、脱力感などもあり、治療が必要とのことになった。
早苗さんも、茂さんに負担をかけないよう気を使っていた。
茂さんは、週末は気分転換といって独りで旅行などに行く。
日曜日なども、図書館に行ってくる等と言って外出する。
早苗さんも、鬱の治療には必要なことだと理解をしていた。
だが2週間前、テーブルにおいてあった茂さんのスマホにメール受信のポップアップが出てきた。
一瞬であったが、ハートマークが見え、「明日、待っているね」との文字が見えた。
あれ、なんだろう・・・・、もしかして夫は浮気をしている? と早苗さんは思われた。
早苗さんは、翌日に当社を訪れ、茂さんの調査を依頼されたのだった。
さっそく探偵が調査を開始する。
茂さんは、やはり浮気をされていた。
相手は佐々木美紀子さん(29歳)、茂さんと同じ職場の同僚教員だった。
佐々木さんは離婚歴のある女性。
週末に函館へ旅行に行ったり、日曜日には札幌へショッピングなどに行っていたりもした。
おそらく調査前の旅行なども佐々木さんと行っていたのだと思われた。
更に様々な角度から調査をおこなう。
衝撃的な事実も判明した。
佐々木さんが離婚をされた理由が茂さんとの不倫が原因だった。
佐々木さんの夫が探偵社に依頼をし、妻 美紀子さんと茂さんの不倫を知り、茂さんを強く責めてきた。
最終的に茂さんが実家の両親に頼み、お金を借りて、佐々木さんの夫に500万円を払い、佐々木さんは離婚をされたのだった。
茂さんが鬱で心療内科へ通いだしたのも、仕事のストレスではなく、佐々木さんの夫から責められたことが要因だった。
以上を依頼人である早苗さんに報告をさせていただく。
早苗さんは、探偵の報告内容を聞き、動揺し、怒りで手を握り締めていた。
1週間後、早苗さんは弁護士に委任し、佐々木さんへ慰謝料の請求、夫 茂さんへの離婚・慰謝料の請求をおこなった。
