大通公園に初夏の風が吹く6月。
札幌市在住の田中真由美さん(38歳)から、離婚した元夫 佐々木裕太さん(36歳)の所在調査を依頼される。
真由美さんは1年前、勇太さんのDVと浮気問題で離婚をされた。
勇太さんは結婚当初から転職を繰り返し、ギャンブルが原因で借金をして、真由美さんがダブルワークをしながら、家計を支えていた。
離婚は調停で慰謝料、養育費などを決めてもらった。
養育費は月に2万円、慰謝料100万円を2万円の分割払いと決められる。
だが、勇太さんは離婚後3ヶ月だけ支払いをしてきたが、その後は支払われず、連絡もつかなくなった。
真由美さんは勇太さんのアパートに手紙を書いたが、「宛所不明」で戻ってくる。
直接訪ねてみると、部屋が空き室になっていた。
勇太さんの住民票を確認すると、住所は変更されていない。
離婚時に勇太さんが勤めていた会社に連絡すると、すでに辞めていた。
これ以上、自分で探すことができないと思い、当社へ依頼をされた。
さっそく探偵が調査を開始する。
勇太さんの友人、知人などに聞き込みをおこなう。
3週間後、勇太さんの居所が判明した。
勇太さんは、交際相手のマンションに住んでいた。
その後、真由美さんから強制執行をするために勤務先の調査を依頼された。
勇太さんは運送会社の倉庫管理の仕事をしていることが判明する。
以上を依頼人である真由美さんに報告させていただく。
1ヵ月後、真由美さんは勇太さんの職場に対して、勇太さんの給与の強制執行をされた。
