Case study調査事例

結婚調査・身上調査  

2年間で2000万円・・・・騙されいた

下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

東明公園の桜が満開になる5月。

美唄市在住の山田幸太郎さん(39歳)から交際相手 伊藤優子さん(31歳)の調査を依頼される。

幸太郎さんは2年前まで東京のIT企業で働いていたが、実家の農業を継ぐために美唄市に戻ってきた。

幸太郎さんが美唄に戻って2ヵ月が経った頃、東京在住のときに知人であった優子さんが北海道旅行の際に幸太郎さんに連絡をしてきた。

そして札幌で再会をしたのだった。

その後、連絡を取り合い、交際に至っている。

2年の交際期間中に3度ほど幸太郎さんが東京へ行き、優子さんと会っていた。

優子さんは幸太郎さんと2年前に再会した後から、適応障害になってしまい、仕事を辞めたそうです。

その状況を聞いた幸太郎さんは、毎月15万円の送金を続けていた。

だが、優子さんは入院が必要になって今月は50万円が必要と言ってきたり、

親の保証人になってしまい、70万円を貸してほしいとお願いされたりしていた。

幸太郎さんは2年間の間に2000万円ほどを送金していた。

倹約家だった幸太郎さんは社会人になってから1500万円を貯金していたが、それも底をつき農協から500万円を借りた。

いよいよ送金が無理になった幸太郎さんは優子さんに「もうお金がなく、送金できない」と言ったそうです。

優子さんは「今まで本当にありがとう」と返事をした。

そして翌日から優子さんのLINEやメールは送信できなくなり、電話もつながらなくなった。

幸太郎さんは心配になった。

「自分がお金を送れないといったから、彼女は絶望してしまったのではないか」・・・・と。

そして探偵に調査を依頼をされた。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

まずは東京の優子さんのマンションを確認する。

だが、そこには優子さんは住んでいなかった。

調べたところ、幸太郎さんと知り合ったときには既にその住所には住んでいなかったのだった。

また、幸太郎さんが聞いていたすべてのことは嘘だった。

適応障害も嘘・・・・

入院も嘘・・・

親の保証人になっていてお金が必要も嘘・・・・

そして探偵も驚愕したのが、優子さんは1年前に結婚しており、1歳の子供がいたのだった。
 

探偵は依頼人である幸太郎さんにすべてを報告した。

幸太郎さんも探偵と同じく驚愕していた。

強く拳を握りしめながら、ポツリと探偵に言ったのです。

「騙されていたんですね、でも彼女が元気でよかった」・・・と。

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