旭川市に在住の岸本 修さん(45歳)、 妻 典子さん(41才)、長男 一也君(12歳)、次男 裕也君(9歳)の4人家族。夫 修さんは大手の運送会社の支店長。
8月の中旬、妻の典子さんより、当社無料相談室にお電話を頂いた。
今年の4月に夫 修さんが滝川市の営業所に転勤になった。
旭川から滝川は、高速道路を利用することにより、十分に通勤できる距離である。会社側も高速道路利用の経費は負担してくれる。
だが修さんは、滝川にアパートを借り、単身赴任をしている。
最初は毎週日曜日には自宅に戻って来ていたが、だんだんと帰ってこなくなり、最近では月に1度の帰宅である。
また、友人から夫 修さんの女性関係の噂が耳に入ってきたようです。
そこで当社に、夫の単身先での行動調査の依頼となった。
早速、調査を開始する。
勤務は午後8時には終わり、その後コンビニなどに寄りアパートに戻る。
特に行動に問題はない。
休日の土曜日、朝から車に乗り出掛ける。
高速道路に乗り、旭川まで行く。
探偵は妻の待つ自宅に戻ると想定したが、到着したのは、とある公営団地。
車から降り、その団地2階の家に入る。
数時間後、修さん、女性、男の子2名の4人で出てくる。
ある大型スーパーの駐車場に到着し、車を降りて店に入る4人。
まるで親子のようである。
子供の年齢も自分の子供と同じような年頃である。
探偵も困惑をする。
その日は修さんが、その女性の家に宿泊をし、翌日の日曜日夕方に滝川のアパートに帰った。
妻の待つ自宅には戻らずに。
調査を進めていくと、その女性は元の旭川の営業所に勤務している、バツイチ 子持ちであった。
なんとその女性の子供達の年は、自分の子供達と同じ年であった。
修さんは、転勤前からその女性と交際をしており、転勤を機に交際が、更に深くなっていったようである。
妻 典子さんのショックは大きかった。
浮気だけでも辛いのに、自分の子供達を置き去りにして、浮気相手の女性と、その子供達と擬似親子関係をしていたのである。
探偵もアドバイスに困ってしまった。
現在は当社紹介の弁護士を通じ、離婚と慰謝料、相手女性に対しての慰謝料請求を申し立てている。
探偵も非常に辛い調査であった・・・・。