大通公園がさっぽろ雪まつりで賑わう2月。
札幌市在住の吉田哲也さん(46歳)から妻 久美子さん(45歳)の調査を依頼される。
哲也さんは公務員、久美子さんは近所のスーパーでパートをされている。
吉田家は長男、次男とも独立をしていて、夫婦二人暮らし。
探偵が哲也さんから相談があったときにヒアリングをさせていただく。
どんなきっかけで妻 久美子さんの浮気を疑ったのですか?・・・・と。
哲也さんは深く考えた後に探偵に言われました。
「特別にないんですよ」
「でも、結婚して23年、なんとなく妻の違和感を感じるんですよ」
「これも考えすぎかもしれませんが、どうも妻の下着が少しハデになっているような・・・・」
そして、哲也さんは「なにもなければそれでいいんです」
「なんか、もやもやしているのが調査で無くなればいいんですよ」
探偵はさっそく調査を開始する。
久美子さんは週に4日ほど働いている。
調査初日、久美子さんは午前9時に家を出て、勤務先のスーパーに出勤する。
午後3時15分、久美子さんがスーパーを出てくる。
その後、帰宅する。
翌日も同様の行動であった。
調査3日目、久美子さんの仕事は休み。
午後1時、久美子さんが家から出てくる。
車に乗り、走行を開始する。
近所のホームセンターの駐車場の隅に車を止める。
久美子さんは40代と思われる男性が乗っている白いセダンに素早く乗り移った。
すぐに車が走り出す。
探偵もその車を尾行する。
車は豊平区平岸のホテルに入っていく。
午後4時、車が出てきて、先ほどのホームセンターの駐車場に戻り、久美子さんは素早く自分の車に乗り移る。
その後、それぞれの車が同ホームセンターから走り出す。
更に調査を続ける。
探偵が調査をおこなっていた3週間の間に延べ4回、その男性とホテルへ行っていた。
探偵は男性についても調べる。
男性の名前は木下誠さん(45歳)、久美子さんの高校時代の同級生。
誠さんは会社員、営業の仕事をしている。
既婚者である。
昨年に行われたクラス会から関係が始まったものと思われる。
以上を依頼人である哲也さんに報告をさせていただく。
数日、考えた哲也さんは、久美子さん、誠さんの3人で話し合いを持った。
久美子さんと誠さんは哲也さんに深く謝罪をして、関係を断つことを約束する。
だが、哲也さんは複雑な気持ちの整理ができず、当面は別居をすることになった。
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