札幌駅前の雪解けも進む3月。
小林陽一さん(35歳)から人探し(所在調査)を依頼される。
小林さんの仕事は勤務医、仙台の病院から北海道札幌の病院に転勤になった。
小林さんのお父さんは会社員で転勤族であった。
陽一さんも高校に入学するまでは、お父さんの転勤で転校を繰り返していた。
小学校3年生のとき、陽一さんは札幌の小学校に転校になった。
その学校ではクラスになじめず、イジメにもあった。
そのとき、同じクラスの鈴木和也君だけが仲良くしてくれ、すごく嬉しかったそうです
いつも学校に一緒に通い、放課後は公園で遊んでいたそうです。
だが、5年生になる前にまた転校になった。
それから24年、
陽一さんは札幌へ戻ってきた。
陽一さんは鈴木君の家を訪ねてみた。
札幌市豊平区の一軒家だったが、その場所は大きなスーパーになっていた。
自分でもネットなどで調べてみたが、分からない。
そこで当社へ依頼をされたのです。
もし北海道にいるのなら、「会ってあのときのお礼をしたい」と言っておられた。
さっそく探偵が調査を開始する。
鈴木君の事前情報は2つ。
1.以前、実家のあった場所
2.鈴木君の正確な氏名と生年月日
生年月日は陽一さんと1日違いだったのでハッキリと覚えておられた。
探偵が様々な調査をおこない、鈴木和也さん(35歳)の所在が判明した。
住所は陽一さんのマンションからほど近くに住んでいた。
そして、鈴木さんも医者をされていた。
探偵は依頼人である陽一さんに報告をさせていただく。
3日後、陽一さんは鈴木さんと再会をした。
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