アイシン探偵事務所札幌店

丸加高原展望台も雪に包まれる１２月。

滝川在住の小林凜さん（２６歳）から盗聴・盗撮調査を依頼される。

凜さんは南滝の川のマンションから現在の東町のマンションに引越しをしてきて３ヵ月。

先日、友人女性が家を訪れた際にキーホルダー型簡易盗聴・盗撮発見器を作動させてくれた。

凜さんの部屋は１ＬＤＫ。

部屋のいたるところで発見器の反応があり、ブザーが鳴り、警告灯の光が点滅する。

友人も「こんな反応しないのに・・・・？」と首をかしげる。

凜さんは気になり、３日後に当社へ盗聴・盗撮調査を依頼された。
　

さっそく探偵が滝川の凜さんの部屋を訪ねた。

専用機材を用い、調査をおこなった。

結果、トリプルタップ型盗聴器（三又ソケット型盗聴器）が発見された。

凜さんはもともとコンセントにささっていたと言われた。

前住人が故意に仕掛けていったものか？　前住人も被害者だったのか？のどちらかの可能性だろうと推測される。

凜さんは盗聴器が発見されたことをマンションの管理会社へ報告をおこない、万が一に備え、ドアキーを変えてもらった。

滝川市在住の高橋由美さん（３５歳）から夫　大輔（３３歳）さんの調査を依頼される。

大輔さんは運送会社でドライバーとして働いている。

由美さんは看護師をされている。

由美さんと大輔さんは友人の紹介で知り合い、結婚して２年目。

半年前から大輔さんの帰宅時間が遅くなり、日曜日も仕事といって外出をする。

また、友人から大輔さんが浮気をしているという噂話を聞いた。

由美さんは悩んだ末に当社へ依頼をされた。

さっそく探偵が調査を開始する。

やはり大輔さんは浮気をしていた。

同じ勤務先で事務職をしている佐々木美穂さん（２５歳）と不倫関係にあった。

美穂さんが大輔さんの会社で働き出したのが、７ヵ月前。

大輔さんの帰宅時間が遅くなりだしたのとほぼ一致する。

大輔さんは仕事が終わると、独り暮らしの美穂さんのアパートに寄ってから、自宅に帰宅していたのだった。

また、驚いたことがあった。

偶然なのだが、美穂さんのアパートは、大輔さんと美穂さんが住んでいるアパートの隣であったのだ。

大輔さんはクルマ通勤のため、帰宅すると近くの公園に目立たないようにクルマを駐車して、

そっと美穂さんのアパートに入り、帰りも目立たぬように美穂さんのアパートにから出て、公園に行く。

そしてクルマに乗って自宅アパートに帰っていたのだった。

自宅から浮気相手の部屋までなんと３メートルしか離れていなかったのであった。

以上を依頼人である由美さんに報告をさせていただいた。

由美さんも大輔さんの浮気は想定していたが、まさか隣のアパートと聞いて、驚かれていた。

その後、由美さん、大輔さん、美穂さんは話し合いを続けた。

大輔さんは美穂さんと別れることを約束した。