札幌市在住の野崎正志さん(35歳)から依頼を承った。
正志さんは3カ月ほど前に交通事故にあったのです。
交差点で信号待ちをしていたときに、後ろから追突された。
かなりの衝撃だったため、正志さんはむち打ちになってしまい、車もかなり破損をした。
相手は小林雄太氏(26歳)
小林氏は任意保険に入っておらず、人身の補償は自賠責保険で一部対応されるが、物損について保険適用はない。
警察には人身事故で届出を出した。
だが、小林氏は損害金を一向に払ってこない。
正志さんは自分の加入している「弁護士特約」を使い、弁護士から何度も支払い督促を出すのだが、連絡が来ず、
電話をかけても、まったく電話に出ない。
訴訟を起こしたが、小林氏は裁判にも出席せず、裁判所は損害額を確定し、判決を出してくれる。
そして小林氏の職業を調べ、給与の強制執行をおこなうことにする。
探偵への依頼は、小林氏の職業、勤務先の確認調査であった。
さっそく探偵が調査を開始する。
10日ほどの日数を要したが、探偵は小林氏の勤務先を突き止める。
小林氏は大手金融会社の正社員として働いていた。
すぐに小林氏の給与の強制執行をおこなった。
翌月、小林氏から残った支払いの一括返済の申し出があった。