五稜郭公園にも夏の日差しがさしこむ7月。
札幌市在住の鈴木杏子さん(38歳)から、夫 真人さん(39歳)の浮気調査を依頼される。
鈴木家は長男(11歳)との3人家族。
真人さんは医師、2年前より函館市の病院に勤務となり、単身赴任をされている。
月に2度ほど札幌の自宅に帰省していたが、ここ半年は仕事が忙しいと2ヶ月に1度程度しか札幌へ戻ってこない。
先日、久しぶりに真人さんが帰省した。
真人さんがお風呂に入っているとき、真人さんのスマホの画面にLINEのポップアップが出てくる。
杏子さんは一瞬だが「早く帰ってきてね」という文字と❤のマークが見えた。
帰省が減ったり、LINEが既読にならなかったり、電話はいつも留守番電話 などの違和感がすべて繋がった。
「夫は浮気をしているんだ」・・・・・と。
そして真人さんが函館へと戻ったのち、杏子さんは当社へ依頼をされた。
さっそく探偵が調査を開始する。
真人さんは同じ病院に勤務している佐藤綾子さん(28歳)と不倫関係にあった。
真人さんは勤務を終えると、病院で用意してくれた社宅には帰らず、綾子さんのマンションで同棲をしていた。
日曜日などは、七重浜のスーパーなどに二人で買い物などをしている。
また翌週の日曜日などは、二人で札幌へきて、真人さんが綾子さんに百貨店のブランドショップで
50万円のバックを買ってあげていたりしていた。
真人さんと綾子さんの関係は、不倫関係というより夫婦のようだった。
以上を依頼人である杏子さんに報告させていただく。
探偵の報告書を見ながら、杏子さんは深いため息をついていた。
翌日、長男を実家に預かってもらい、杏子さんは函館へと向かった。
杏子さんは真人さん、綾子さんと5時間にもおよぶ話し合いされた。
最終的に真人さんと綾子さんは関係を断つことを約束し、
真人さんは10月に函館の病院を退職し、札幌へと戻ることになった。
