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知っておきたい調査事例:所在調査(人探し)

株式会社アイシン探偵事務所で行った調査事例を紹介いたします。

2023年4月2日 日曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

九十九山にも春風が舞う4月。

山田真一さん(35歳)からご依頼を承る。

真一さんは札幌生まれ。

仕事は公務員、転勤のため、2年前から士別に住んでいる。

依頼の内容は20年前に別れた継母を探してほしいとの内容であった。

真一さんの父 雅哉さんは真一さんが2歳のときに離婚。

父子家庭で真一さんを育てていた。

真一さんが4歳の頃、父 雅哉さんが尚美さんという女性と結婚する。

真一さんはナオちゃんとよんで慕っていたそうです。

だが6年後、父 雅哉さんと尚美さんは離婚をされた。

真一さんは大好きだったナオちゃんが家を出ていった日を昨日のように覚えているそうです。

ナオちゃんは目に涙をいっぱいにためて、クルマから大きく手を振っていた。

それから25年の月日が流れた。

1年前、父 雅哉さんが亡くなられた。

真一さんは自分の長男が4歳になり、ナオちゃんと初めて会った4歳の頃を思い出した。

ナオちゃんはたくさんのお菓子を手に抱え、優しい笑顔で真一さんの手を握ってくれたそうです。

真一さんはナオちゃんに会いたいという気持ちがこみ上げてきた。

そして当社へ依頼をされたのだった。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

3週間後、ナオちゃんの住所が判明した。

真一さんの継母、鈴木尚美さんは函館市に住んでおられた。

探偵の報告を受け、真一さんはすぐにナオちゃんに手紙を書いた。

3日後、真一さんに電話は入った。

ナオちゃんからであった。

ナオちゃんは「しんちゃん、元気だった」、「連絡くれて本当にうれしい」と泣きながら話していたそうです。

2日後の土曜日、真一さんは奥さん、長男と一緒にナオちゃんに会いに行かれた。

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2023年3月9日 木曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

翠光園にも春風が吹く4月。

赤平市在住の伊藤明美さん(43歳)より、会ったことのない産みの親を探してほしいとの依頼をいただく。

明美さんは養女であった。

その事実を聞いたのは中学の卒業式の日。

3歳のときに養女としてむかえられたことを両親から聞いたそうです。

そして時が経ち、養父が5年前に亡くなり、昨年に養母が亡くなった。

明美さんは優しい夫、2人の子供にかこまれ幸せな日々を過ごしている。

だが、ときおり自分を産んでくれた母親の夢を見る。

そのことを夫に話をしたところ、夫は「探せるものなら探すべきだよ」と背中を押され、自分を産んでくれた母親を探すことにした。

役所に行き、自分の戸籍を取り、いろいろと確認してみたが、分かったことは母親が「佐々木文子」という名前だけだった。

その先が分からず、当社へ依頼をされたのだった。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

調査を開始して1ヵ月。

佐々木文子さん(67歳)の所在が判明する。

文子さんは滝川の市営団地に住んでおられた。

探偵は調査結果を明美さんに報告させていただく。

3日後、明美さんは文子さんを訪ねた。

文子さんは驚くとともに「明美、よく来てくれたね」と大きな涙を流したそうです。

文子さんは明美さんが生まれた3ヵ月後、夫が急性の病で亡くなられてしまった。

まだ若い文子さんはショックで心の病気になってしまう。

そして知人の勧めもあり、明美さんを養女にだしたそうです。

1年後、病気も良くなり、何度も影から文子さんの様子を見に行っていたそうです。

それからは1年に数度、文子さんは明美さんの様子を見に行っていたそうです。

自分からは絶対に名乗れない、だがいつか明美さんと言葉を交わしたいと40年間、願っていたそうです。

明美さんと文子さんのこれからのさらなる幸せを願う探偵でした。

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2023年1月9日 月曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

麓郷の森に観光客が訪れる7月。

富良野在住の佐藤由美子さん(45歳)から実母の所在調査を依頼される。

由美子さんは高校入学のとき、両親から自分は養女であることを告げられた。

だが、そのときはそれ以上、両親に自分の出自を聞くことはしなかった。

日々、愛情を注がれて育った由美子さんにとって両親は紛れもなく「父」であり「母」であったそうです。

10年前に父が他界、昨年母が他界した。

ある日、ふと自分を産んでくれた人はどんな人なんだろう・・・と頭をよぎった。

そして市役所に行き、自分の戸籍を取ってみた。

戸籍には「佐々木佳代子より養子縁組」と書かれていた。

その先もたどってみようとしたが、自分では分からず、当社へ依頼をされたのであった。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

由美子さんが自分で取得した戸籍を元に探偵が調査をおこなう。

1ヵ月後、佐々木佳代子さんの住所地が判明した。

滝川市の団地に住所があった。

数日、同団地に張り込みをおこない、佐々木佳代子さんの人定確認が完了した。

以上を依頼人である由美子さんに報告をさせていただく。

探偵が撮影した佐々木佳代子さんの写真を見て、由美子さんは「私に似てる」とポツリと言われた。

由美子さんは佐々木佳代子さんに手紙を書いた。

五日後、速達で由美子さんに返信がきた。

手紙には、「貴女を育てられなくてごめんなさい」と当時の状況が書いてあった。

44年前、佳代子さんは結婚しており、夫であり、由美子さんにとっては父親の佐々木史郎さんが急性の病で他界された。

当時、佳代子さんは夫の死を受け入れらず、精神的な病にかかり、由紀子さんを育てることができず、

縁があり佐藤家の養女となった・・・とつづってあった。

手紙の最後に「貴女が私を許してくれるなら、一度でよいので会いたいです」と書かれていたそうです。

由美子さんは手紙を読みながら、涙があふれてきた。

そして仏壇においてある両親の写真に手を合わせると、「会っておいで」と両親の声が聞こえたような気がした。

翌週の土曜日、由美子さんは滝川へ向かった。

そして佳代子さんの家を訪ねた。

その日は佳代子さんの家に泊まらせてもらい、44年分の話をされたそうです。
 

由美子さんは探偵に「調べてもらってよかった、これからは第二の親孝行に励みます」と笑顔で言っていただいた。

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2022年12月21日 水曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

札幌藻岩山も雪解けが進む4月。

 

当探偵社へWさんから、20年間会っていない娘の所在調査を依頼された。

 

Wさんは口数少なく、当時のことをお話になられる。

 

25年前にE子さんと結婚し、翌年、女の子(N子ちゃん)が産まれた。

 

3年後のある日、家に帰るとE子さんとN子ちゃんがいなくなっており、

 

テーブルの上に置手紙と離婚届けがあったそうだ。

 

内容は「私には好きな人がいます」

 

「これ以上、、偽りの人生を歩むことはできません」

 

「離婚してください」とだけ書かれていたらしい。

 

当時、Wさんは何がなんだか分からず、途方にくれていた。

 

E子さんの実家に行き、話を聞いたのだが、E子さんの両親はただ、謝るばかり。

 

E子さんは、Wさんと結婚する前に交際していた男性がいたそうだ。

 

その男性とは縁がなく、E子さんは失恋した。

 

そしてWさんと知り合い、結婚に至る。

 

だが、その後もE子さんはその男性が忘れられずにいたそうだ。

 

そして、ある日、その男性と会ったE子さんは

 

自分の感情を止めることができなかったらしい。

 

そのような内容をE子さんのお母さんから聞いたWさん。

 

そして、Wさんは離婚を承諾した。

 

E子さんは養育費はいらない・・・

 

そしてN子には大人になるまで会わせない・・・と自分勝手な要求をしてきた。

 

それでもWさんはその条件を受けいれた。

 

一人になってから、家の中を整理しているとN子さんの名前の通帳が出てきた。

 

N子さんが生まれて、記念に作った積み立てをするため通帳であった。

 

Wさんはその通帳に毎月、5万円を積み立てていた。

 

いつかN子さんが結婚をするときにその通帳を渡そうと思っていた。

 

Wさんの唯一の楽しみは一年に一度くらい届く、N子ちゃんの写真であった。

 

E子さんの母親がWさんに送ってくれていたそうだ。

 

そして、E子さんはその時の男性と結婚し、N子さんはその男性を父親と思って成長しているそうだった。

 

そんな話もE子さんのお母さんから伝え聞いていた。

 

そして、22年の歳月が流れた。

 

E子さんのお母さんから手紙が届く。

 

9月3日 N子が結婚式を挙げます・・・と。

 

Wさんは嬉しかった。

 

あのN子が結婚する・・・・ Wさんはもういつ死んでも幸せだと思った。

 

でも、その前にすることがあった。

 

N子に通帳を渡さなければならない。

 

だが、E子さんの今の家庭に波風を立てたくない。

 

E子さんのお母さんに預け、渡してもらうことも考えたが・・・・・

 

そんなとき、以前に探偵が行った調査のブログを読まれ、

 

自分も依頼しようと思ったそうです。

 

そしてWさんは探偵を訪ねてこられました。

 

ここで問題は3つ。

 

1つ目はN子さんの住所を調べる。

 

2つ目は母親E子さんの家庭に波風を立てず、直接N子さんに通帳を渡す。

 

そして3つ目はWさんの存在を言うべきか? であった。

 

1つ目はWさんの娘であるN子さんの住所を確認することは

 

探偵の調査で可能である。

 

2つ目の問題もE子さんに気づかれずにN子さんに接触することも可能である。

 

3つ目の問題が一番の悩みであった。

 

Wさんはできれば、自分の存在を隠して渡してほしい・・・との希望であった。

 

だが、WさんがN子さんに貯めていた通帳の金額は1300万円以上の金額である。

 

毎月、25日に必ず5万円を入金していた。

 

探偵が見させていただくと22年間、1ヶ月も欠かさずに積み立てをされていた。

 

そんな通帳をWさんの存在を隠して渡すことなど不可能である。

 

そもそもN子さんが気味悪がるだろう。

 

探偵はWさんに言いました。

 

「Wさん、N子さんも大人です、事実を伝えましょう」・・・・と。

 

Wさんはシブシブ探偵の提案を受け入れてくれた。

 

そして、探偵はN子さんの住所を調べ、仕事のパターンも確認した。

 

N子さんは土曜日、日曜日、祭日が休み。

 

ある土曜日、当社の女性スタッフがN子さんの自宅にうかがう。

 

今までの経緯、Wさんから預かった通帳、

 

Wさんが今までずっと独身であり、N子さんへの想いを伝えた。

 

最初は何がなんだか分からないN子さんだった。

 

いろいろと話をしたが、N子さんは通帳を受け取ってくれない。

 

それどころか、Wさんを連れてきてほしいと探偵に強く要望された。

 

早速、Wさんにそのことを伝えた。

 

今度はWさんが困惑したのだが、探偵も説得をし、翌日の日曜日に再度、N子さんの家に伺った。

 

ピンポーン・・・・・

 

N子さんの部屋のドアが開いた。

 

N子さん  「どうぞ」

 

Wさん   「ア・ア  ハイ」

 

探偵と女性探偵も一緒にあがらせえていただいた。

 

最初はぎこちないN子さんとWさん。

 

でも、N子さんが少しずつ話しを始めた。

 

N子さん  「遊園地に連れてってくれましたよね」

 

Wさん   「ウン・・・・」

 

N子さん  「公園によく連れてってくれていましたよね」

 

Wさん   「ウン・・・・・」

 

N子さん  「海に連れてってくれましたよね」

 

Wさん   「ウン・・・・・」

 

N子さんは少しだけWさんの記憶を思い出していた。

 

そして昨日、実家に立ち寄り、そっとアルバムを見てみた。

 

一部が切り取られた写真がたくさんあったそうだ。

 

おそらく切り取られた部分はWさんだったのだろう。

 

WさんとN子さんは泣きながら、いろいろと話をされた。

 

最後に通帳の件になるとN子さんは受け取ることについて譲れない条件を突きつけてきた。

 

「いっぺんに全部をいただくことは絶対にできません」

 

「結婚式のお祝いとして10万円を下さい」

 

「そして、、毎月2万円ずつください」

 

「長生きして私に毎月のお小遣いをください」

 

「そうでなければ、1円のお金も受け取れません」

 

N子さんの表情は泣きながらも、硬い表情だった。

 

Wさんもその気迫におもわず「ハイ」と答えてしまった。

 

そして、N子さんの最後の条件は「私の結婚式に出てください」とのことだった。

 

帰りがけ、Wさんはずっと泣いていた。

 

Wさん  「高橋さん、俺・・嬉しいよ」

 

「生きていた良かった、嬉しいよ」

 

「俺、いつ死んでもいいと思って生きてきた」

 

「でも、これからは毎月、N子にこづかいを送らなければならない」

 

「長生きしなければならない」

 

「俺、タバコ・・・やめるわ」

 

 

探偵ハッキリと言います。

 

Wさん・・・・良かったね。

 

長生きしましょうね・・・・・・。

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2022年12月13日 火曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

潮見公園展望台にも初雪が降る12月。

室蘭市在住の加藤豊さん(70歳)から兄 勉さんの所在調査を依頼された。

豊さんの両親は豊さん55歳のときに離婚され、豊さんは母親に引き取られ、兄 勉さんは父親に引き取られた。

それから65年、豊さんは70歳を迎えた。

母親が10年前に亡くなり、身寄りは兄 勉さんしかいなくなってしまった。

そして豊さんは兄 勉さんを探した。

自分で役所に行き、戸籍などを取得してみたが、65年前の戸籍まではたどり着けなかった。

そして豊さんは兄 勉さんの所在調査を探偵に依頼された。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

まずは豊さんがご自分で集めた戸籍をお預かりする。

2ヵ月後、勉さんの住所が判明した。

勉さんは室蘭市からほど近い伊達市に住んでおられた。

まずは探偵が勉さんを訪ね、豊さんが探していることを伝えた。

勉さんもとても喜び、豊さんと会いたいと言ってくださった。

後日、豊さんが勉さんを訪ね、65年ぶりの再会をされた。

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