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知っておきたい調査事例:家出人・失踪人調査

株式会社アイシン探偵事務所で行った調査事例を紹介いたします。

2023年3月10日 金曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

千望台にも雪が無くなり、春を感じられる日々が続く4月。

留萌市在住の山田理恵さん(33歳)から夫 翔平さん(35歳)の家出人・失踪人調査を依頼される。

理恵さんは看護師、翔平さんは団体職員として働かれている。

翔平さんが半年ほど前から職場の人間関係で悩み、心療内科に通院していた。

仕事も休職していた。

金曜日、理恵さんは当直勤務だった。

翌日の土曜日、理恵さんが自宅に戻るとテーブルの上に手紙が置いてあった。

手紙は翔平さんが書いたもの、「今まで迷惑をかけてすまなかった」、「感謝しています」、「これ以上、迷惑をかけられない」と書かれていた。

翔平さんの所持金は不明、自分用のクルマに乗って出ていった。

理恵さんは身内や友人などにも協力してもらい、留萌市内、滝川などを探し回った。

だが、翔平さんも翔平さんのクルマも見つからない。

翌週の水曜日、理恵さんは翔平さんの家出・失踪調査を当社へ依頼された。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

留萌市内はこれまで通り、身内の方、友人などに引き続き捜索してもらう。

探偵は2班に分かれ、A班は稚内方面、旭川市内を捜索する。

B班は札幌市内を徹底的な捜索することになった。

翔平さんは札幌の大学を卒業しており、その時は札幌で独り暮らしをしていた。

当然、札幌の土地勘はあるはず。
 

調査を開始して12日目、B班が翔平さんのクルマを札幌市西区のゲームセンターの駐車場で確認をする。

車内で翔平さんが仮眠している状況を確認する。

時間は深夜1時だったが、理恵さんに連絡をする。

探偵は理恵さんに札幌まで来ていただくことをお願いした。

理恵さんが来られるまで探偵は慎重に翔平さんを見張り続ける。

午前5時、理恵さんが同ゲームセンター駐車場に到着する。

翔平さんに気付かれぬよう静かに翔平さんのクルマを探偵車両3台で囲む。

理恵さんと翔平さんの母親が翔平さんのクルマにむかい、小さく声をかける。

翔平さんは慌てながら、クルマから降りてくる。

そして泣き崩れるように膝をついて座り込んでしまった。

理恵さんは翔平さんの手を握りながら、優しく肩をさすっていた。
 

その日、翔平さんは理恵さん、母親と留萌へと帰っていった。

二日後、理恵さんより探偵に連絡をいただく。

翔平さんの心も落ち着き、今しばらくは休職を続け、心の治療をしていくとのことだった。

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2023年2月17日 金曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

納沙布岬に春風が吹く4月。

根室在住の鈴木絵美さん(36歳)から夫 勇也さん(40歳)の家出人・失踪人調査を依頼される。

勇也さんは根室市で小さな水産加工の会社を経営している。

コロナ禍の影響で業績は落ち、コロナ融資の猶予期間も終わり、返済も始まっていた。

会社は勇也さんを含めて6人。

絵美さんも事務員として働いていた。

月末の支払いが迫り、勇也さんも悩んでいた。

24日、勇也さんは地元銀行に融資の相談に行くと出かけた。

その日、勇也さんは会社にも自宅にも戻らなかった。

午後9時、LINEで絵美さんに勇也さんから連絡が来る。

「もう疲れた、迷惑をかけてすまない」とだけの言葉だった。

すぐに絵美さんが返信するが、その後はLINEもメールも電話もつながらない。

絵美さんはすぐに警察に行き、捜索願を出した。

翌日は親戚、会社の従業員など皆で探し歩いた。

だが、勇也さんも勇也さんのクルマも発見できない。

28日、絵美さんが当社へ勇也さんの家出人・失踪人調査を依頼される。
 

さっそく探偵が調査を開始する。

当面は勇也さんのクルマを発見することに重点を置く。

調査は2班に分かれておこなう。

A班は稚内から留萌までの沿岸沿いを徹底的に探索する。

B班は稚内から網走までの沿岸沿いを探索する。

3日間を要して探したがA班、B班ともに有力な情報が得られなかった。

4日目からは調査体制を変更し、A班は旭川市内および近郊を探索、B班は札幌市内の探索に入る。

さらに3日後、B班が深夜2時、札幌市内の24時間営業のスーパー駐車場で勇也さんのクルマを発見する。

車内に人影が確認されたが、勇也さんとは断定できない。

そのままB班の調査員は勇也さんのクルマの監視を続ける。

B班からの連絡を受けた探偵は絵美さんに電話をする。

勇也さんを保護する際、どうしても身内の方の協力が必要のため、絵美さんに札幌へ来てもらうようにお願いした。

午前7時、勇也さんのクルマから人が降り、スーパー店内に入っていく。

トイレに入った際、調査員がその人物が勇也さんであることを確信する。

勇也さんは再び店内を出て、クルマに戻る。

その後、勇也さんはクルマを走行させる。

調査員も慎重に勇也さんのクルマを追尾。

勇也さんのクルマは大きな公園の駐車場に入り、再び停車する。

まもなく絵美さんが探偵と合流、その公園に向かう。

公園の出口を探偵車両2台でふさぎ、絵美さんが勇也さんのクルマに近づき、運転席の窓を小さく叩く。

勇也さんの驚いた声が離れている探偵にも聞こえる。

そして勇也さんの「すまない」「申し訳ない」「本当にごめん」など絵美さんに謝罪する声が聞こえてきた。

その後、勇也さんは絵美さんと一緒に稚内へと帰っていかれた。
 

その後、勇也さんの会社は民事再生手続きをおこなった。

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2022年11月29日 火曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

岩尾内湖にも初雪が舞う12月。

士別在住の吉田咲希さん(38歳)から夫 雄太さん(43歳)の失踪人・家出人調査を依頼された。

雄太さんは士別で団体として働いている。

咲希さんも士別市の大型商業施設で働いている。

雄太さんは2年ほど前からうつ病になり、通院をしながら、仕事に従事していた。

3ヵ月ほど前に配置転換があり、それから人間関係に悩んでおられた。

咲希さんもそんな雄太さんを気にかけ、「辛かったら仕事を休職させてもらいましょう」と言っていた。

だが、生真面目すぎる雄太さんは「大丈夫だよ、無理しないから」と咲希さんに答えていた。

3日前、雄太さんは会社へ行くといって出かけた。

午後、咲希さんのところに雄太さん職場から連絡があった。

雄太さんが出勤をしていないとの内容であった。

咲希さんは職場に事情を話し、すぐに自宅へ戻る。

食卓テーブルに上に雄太さんからの置手紙があった。

「今までありがとう」

「少し疲れた」

「こんな僕を支えてくれてありがとう」

短い3行の手紙であった。

雄太さんはクルマに乗って失踪をしたようだった。

すぐに雄太さんの友人、知人に連絡をするが、なんの手がかりもない。

咲希さんは兄妹、親戚にお願いして、名寄、稚内方面、旭川方面の国道をクルマで走り、雄太さんのクルマを探してもらう。

だが、2日間、探し回ったが、手掛かりは得られない。

6日目、咲希さんは探偵へ雄太さんの家出人・失踪人調査を依頼される。

探偵は咲希さんと様々なお話をさせていただく。

まず、雄太さんはスマホを持って出ているため、LINE、メール、電話などはむやみにしないことをお願いする。

今、雄太さんはスマホの電源を切っているが、電源を入れた時にたまっていたLINE、メールの通知、電話の不在通知が

一気に鳴りだす。

これは非日常にいる雄太さんには恐怖に感じることを説明させていただく。

また、LINE、メールで送信する内容は返信を必要とする内容は送らないこと。

「今、どこにいるの?」「何が辛かったの?」「これからどうしていきたいの?」と

心配のあまり送る内容が雄太さんにとっては責められているように思ってしまう。

送信する内容は「こちらのことは心配しないでね」「ちゃんと食事はとってくださいね」「いつでも連絡を待っていますね」と

雄太さんが返信を迫られない内容で送ることもお願いする。

咲希さんとの面談を終えた探偵はさっそく調査を開始する。

調査は2チームを編成する。

1チームは士別から名寄を含め、稚内までの各市町村を捜索する。

2チームは旭川市内の徹底的な捜索をおこなう。

傾向として失踪人は人目を避けて、人のいないところへは行かない、逆に人混みの中へ向かう傾向が強い。

調査開始4日目 旭川市近文にある大型商業施設の駐車場にて雄太さんのクルマを発見する。

すぐに咲希さんに連絡をして、同駐車場へ向かってもらう。

車内には雄太さんがシートを倒して、仮眠しているようであった。

探偵は雄太さんの車両が不意に走行できないよう探偵車両で取り囲む。

3時間後、咲希さんが同駐車場に到着した。

その後、探偵と打ち合わせをおこない、咲希さんはゆっくりと雄太さんのクルマに近づき、助手席の窓を小さく叩いた。

咲希さんは雄太さんのクルマの助手席に乗り込んだ。

二人はいろいろと話をしているようで、1時間後に咲希さんがクルマから降り、探偵のところに来られた。

やはり、雄太さんは精神的にいっぱいになってしまい、衝動的に家を出てしまったようです。

その後、雄太さんと咲希さんは探偵の車両に乗ってもらい、雄太さんのクルマは調査員が運転して士別へ向かった。

雄太さんは自宅に戻り、咲希さんとゆっくりと話し合いをされた。

雄太さんは職場に病気療養休暇の願いを出し、今しばらく治療に専念されることとなった。

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2022年11月6日 日曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

大倉山にも初雪が降る11月。

札幌市在住の渡辺幸子さん(45歳)から夫 健一さん(48歳)の家出人・失踪人調査を依頼される。

健一さんは父親から受け継いだ鉄工所を経営している。

年々、業績が下がっていたが、細かな経費を削減したり、無駄を排したりしながら工場を維持してきた。

だが、コロナの流行によって業績は更に落ちてしまった。

コロナの政策融資などの借り入れもしたが、それも来年からは返済が始まる。

健一さんは今後の会社経営について悩んでいた。

夜は眠れず、心療内科に通院をしていた。

来月は従業員のボーナスも用意しなければならない。

月曜日、健一さんは銀行に融資のことで相談に行ってくると出かけた。

だが、夜の9時になっても帰らず、幸子さんが何度も電話をするが、健一さんの携帯電話は電源が切られている。

その日、健一さんは帰って来なかった。

翌日、幸子さんは健一さんが行くといっていた銀行に向かった。

やはり健一さんは銀行に来ていたのだったが、融資の件は思わしくなかったようだ。

その後、2日間は幸子さんと家族、従業員の皆さんで探されたようだ。

だが、5日を経過しても、健一さんは帰宅せず、情報も入らなかった。

6日目、幸子さんは当社へ健一さんの家出人・失踪人調査を依頼をされた。

探偵がさっそく調査を開始する。

健一さんはクルマに乗って失踪しているため、まずは健一さんのクルマを発見することを目的とした。

調査スケジュールは3つの工程を立てた。

調査1日目~4日  札幌市内を徹底的にローラー捜査をおこなう。

調査5日~9日   札幌から道南方面へ捜索に向かう。

調査10日~14日 札幌から道東方面へ捜索に向かう。

第1工程の札幌ローラー捜索では健一さんは発見できなかった。

第2工程は札幌から函館までの各市町村をまわり、道の駅、パチンコ店駐車場、公園駐車場などを捜索する。

だが、健一さんの発見には至らなかった。

第3工程は札幌から釧路までを捜索する。

やはり各市町村の道の駅、パチンコ店、公園駐車場を捜索する。

そして「道の駅 なかさつない」の道の駅で健一さんのクルマを発見する。

車内でシートを倒して眠っている健一さんを確認した。

探偵はすぐに幸子さんに連絡を取り、こちらに向かってもらう。

午後8時、幸子さんが到着する。

幸いに健一さんはクルマを移動せずに道の駅に滞在してくれていた。

探偵は健一さんが不意にクルマを動かさないように探偵車両で健一さんのクルマをかこう。

準備が整い、幸子さんが健一さんのクルマに近づき、窓ガラスを小さくたたいた。

5分後、健一さんはクルマから降り、幸子さんに何度も謝罪をしていた。

当日は近くのホテルに宿泊して、翌日に健一さんと幸子さんは札幌へ戻っていった。

後日、幸子さんより連絡をいただき、銀行にも融資の理解を得て、もう一度頑張っていくそうです。

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2022年10月10日 月曜日
下記調査事例は複数の調査をもとに創作したフィクションです。

札幌の短い夏が終わる10月。

当探偵事務所へ高田由美さん(42歳)から夫 省吾さん(45歳)の家出・失踪調査を依頼される。

省吾さんの仕事は会社員、システムエンジニアで管理職をしている。

由美さんは団体職員として働かれている。

一人娘の麻衣さん(19歳)は進学のため、東京に行っている。

省吾さんは2年前に部長職になってから、部下の管理で悩んでいた。

また、2020年の新型コロナの流行により、テレワークの構築、業績低下などでも責任がのしかかっていたようだ。

1年前より夜、眠れないなどから心療内科に通院をしていた。

表面上は元気を取り戻した省吾さんであった。

だが、15日前に置手紙を残し、家を出た。

手紙の内容は「今までありがとう」「僕はもう疲れてしまった」「いつか君の元に帰るつもりだ」「今は捜さないでほしい」と。

省吾さんは真面目で、融通が利かない性格。

会社の業務変更、コロナ禍での悩み、業績不振などすべてを抱え込んでしまったようだった。

由美さんは失踪後5日目、当社へ依頼された。

探偵は由美さんと調査方法を協議させていただいた。

1.省吾さんがクルマに乗って失踪していること。

2.省吾さんはクルマの運転があまり得意ではない、よって長距離の移動はないだろうと推測できる。

3.所持金は通帳から30万円ほどおろしている。

上記を踏まえ、探偵は札幌市内のローラー捜索の計画を立てた。

方法としては、午後9時~深夜4時まで、24時間スーパーの駐車場、パチンコ店駐車場、カラオケボックスの駐車場、

ゲームセンターの駐車場、スーパー銭湯などの駐車場など、まずは省吾さんのクルマを徹底的に捜す。

調査開始から6日目、省吾さんのクルマを24時間営業のスーパー駐車場にて発見する。

時間は深夜2時、探偵が省吾さんのクルマに近づき、確認すると省吾さんは車内で眠っているようだった。

すぐに探偵は由美さんに連絡を取り、由美さんに発見した駐車場に来てもらう。

由美さんが省吾さんのクルマに行き、本人を説得することにした。

その前に探偵車両が3台、静かに移動して省吾さんのクルマが逃走しないように囲いこむ。

準備が整い、由美さんが省吾さんのクルマに行き、クルマの窓を小さくたたいた。

省吾さんはクルマを降り、深いため息をついたあと、「すまなかった」とつぶやいたそうだ。

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