配偶者の浮気疑惑。
相手に問い詰めると平然と答える。
「そんなことあるわけないよ」
「それは君の勘違いだよ」
浮気相手とのメールのやり取りを突き付けると
「そんなやり取り冗談に決まってるでしょう」
「ホテルという名のラーメン屋のことだよ」
次から次と平然と嘘を言ってくる。
その嘘がバレルと「俺を信じられないのか?」と逆ギレ。
人間は10の嘘を言われると嘘と思っても1つ位は信じてしまう。
でも全部、嘘である。
嘘をつくことに罪悪感を感じない人間がいるのである。
また罪悪感を持たない嘘は見破りにくい。
我々、探偵はそのような人物を「モンスター」と呼ぶ。
以前のある調査での話。
ホテルから出てくるモンスターと浮気相手。
探偵がその映像を撮る。
モンスターは「俺に似ているけど俺じゃないよ」
ラブホテルのレシートが背広のポケットから出てきても、
「誰かが俺を陥れようとして入れたのだ」
浮気がばれて浮気相手と駆け落ちしていても
「体の関係はない」とうそぶく。
近年、確実にモンスターが増えています。
モンスターと戦うには覚悟が必要です。
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