もし、家族が突然の「失踪・家出」をした場合の対応ですが、
まず一つ目は、失踪人の友人、知人、職場関係などに聞き歩く。
電話などで情報を収集するのは勿論ですが、可能な限り相手方を訪ねていくことが大事です。
仮に失踪人が友人などに「家族から連絡がきても何も言わないでくれ」と
頼んでいたとしたら、家族が電話をしたとしても、友人は語ってくれない。
でも直接会うことによって、友人も家族が心配する様子を目の当たりにして話をしてくれるのです。
また、友人、知人などに直接会うことによって、電話では得られないような細かな情報が得られます。
その情報が失踪人をみつける大きなヒントになることも多いのです。
二つ目は、失踪人に対して多すぎるラインやメール、電話などをしないことです。
通常、失踪人は失踪した段階でスマホの電源を切ってしまいます。
ですが、自分が必要なときにスマホの電源を入れることがあります。
そのときにたまっていたメール、ライン、電話の着信連絡などが一気に押し寄せる。
これは失踪人にとっては恐怖である。
仮に送った内容が心配しているものであっても、
失踪中の当人にとっては、責められているように感じてしまう。
また、ラインやメールの送信内容も気をつけてください。
語尾に?がつく文章を送ってはいけません。
今、どこにいるの?
何があったの?
仕事はどうするつもりなの?
いつ帰ってくるつもりなの?
これからどうするの?など、
語尾に?がつく内容は当人にとっては質問され、答えを強要されていると思ってしまう。
失踪人に送る内容は完結文章にしてください。
「こちらのことは大丈夫だから」
「会社のことは心配ないから」
「ご飯だけは食べてね」
「風邪をひかないように気をつけて」 など、
そして連絡者を絞って決めておくことも必要です。
失踪人の家族の一人が代表連絡者になり、一日3通程度にすることです。
仮に当人の友人、知人、職場の人などがそれぞれにメールなどを送ってしまうと、
一日にものすごい数のメールが届いてしまいます。
友人、知人、会社の人などに当人へのライン、メールなどは
控えてもらうように頼んでおく必要があります。
3つ目は、失踪人が発見された、もしくは自分で帰ってきた場合です。
そのときは、あえて何も聞かずに当人の心と体を休ませることです。
なぜ失踪したのか?などをすぐに問いただすと、二度目の失踪につながる可能性があります。
まずは時間をかけてゆっくりと当人と向き合ってください。
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