ある調査で、浮気相手を札幌で乗せ
函館方面に向かっている。
やはり函館に到着。
探偵は夫と浮気相手の女性が
宿泊したホテルに泊まることにする。
その後、再び二人はホテルを出る。
探偵は二人を追う。
函館山に到着。
二人は手をつなぎ展望台をプラプラ。
その後、夫は二人の写真を撮ろうと
近くを歩いていた探偵に
『シャッターを押してください』と声をかけてくる。
快くシャッターを押してあげる。
当然、探偵は自分の隠しカメラのシャッターも押す。
翌日もその二人を尾行する。
立待岬、トラピスト教会、外人墓地、
金森倉庫などお決まりの名所を廻る。
偶然に(偶然ではありませんが)
良く会うカップル(探偵です)に
親近感をおぼえた夫はたびたび話し掛けてくる。
結局探偵は苦労せずに
函館での夫と浮気相手の写真撮影をすることができた。
後日、依頼人の奥さんが報告書を夫に見せた。
夫はポツリと『あの二人は探偵だったのか』