私の初めての探偵は今をさかのぼること30年前のこと。
当時、私は片田舎のとある高校3年生。
ある事件が発生。
体育の時間、生徒が体育館に行っている間、
女生徒の弁当が食べらている事件が多発。
また食べられた後の弁当箱がきれいに洗われている。
なんとも奇妙な事件であった。
被害者の生徒たちは教員に届け出をする。
教員も犯人の特定と逮捕を試みる。
早速、職員会議が開かれたらしい。
容疑者として挙がったのは私と友人R田、友人E藤の3人。
3人は教員たちの過酷な取り調べを何度も受けたのだった。
このままでは冤罪を被ると考えた私、R田、E藤の3人は
自分たちで犯人を見つけようと捜査本部を立ち上げる。
捜査本部はR田の自宅の屋根裏部屋。
綿密に捜査方針を検討する。
翌日の体育授業。
私とR田、E藤は学校を休み、その体育時間に
学校へ行き、教室のカーテンに隠れる。
教室内に足音が響く。
「きた!」
私たち3人は息を飲む。
R田がタイミングを見てカーテンから飛び出す。
弁当を抱えて逃げる犯人。
その後を追う私とE藤。
緊迫の瞬間である。
3人は犯人を確保。
なんと盗んだ弁当を抱えた犯人は
「学校の30代の保健婦」だった。
そのまま職員室に連行。
その後、自供を始めた保健婦は
ただ一言「お腹がすいていたのよ」
その保健婦は学校を去り、無事に事件は終了したのであった。
その事件から私の探偵物語がスタートしました。
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