例えば夫の浮気が発覚する。
夫は謝罪をするどころか、開き直り逆ギレ。
「浮気をする前からお前との離婚は決めていたんだ」
「調停でも裁判でも起こせばいいだろう」
「俺はこの家を出て行くからない」と。
そこで妻はすぐに調停を申し立てる。
夫が浮気をして、
開き直っている態度を問いただしてもらおうと。
だが調停は浮気を裁く場所ではありません。
互いの同意のもとに調停員が
双方の言い分の落とし所を探す場。
基本的にそれだけの場です。
調停員が浮気をした夫を叱りつけることはありません。
離婚するんであれば
財産分与、養育費、慰謝料を淡々と決めて行く。
別居をするのであれば婚姻費用の金額を決めて行く。
調停はあくまでも協議する場であって、
善悪を裁く場ではないのです。
そこを調停に期待しても意味がないのです。
あくまでも調停は浮気問題と戦うための第一歩なのです。
探偵はハッキリと言います。
調停は善悪を裁く場所ではありません。
調停は期待するものではなく、
まずは相手へプレッシャーをかけるために
利用するくらいで考えて下さい。
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