ある調査での話。
奥さんからご主人の浮気調査を依頼された。
このご主人、車好きの走りやであった。
休日になると浮気相手を乗せて、ドライブデートをしている。
探偵も仕事柄、運転技量は高い。
だがこのご主人の車は国産のスポーツカー。
それもチューニングをして相当にスピードが出る。
一度目の調査の時は探偵車両を2台用意して
追尾にあたったが高速道路で
追いつけず失尾してしまった。
そして2度目の調査日・・・・
探偵車両ではまた失尾の可能性もあるので
私の私用車(輸入車 M社製 5000cc)の車を
使うことにした。
案の定、浮気相手の女性を迎えに行き、
そのまま高速道路に乗る。
だが今回は車の性能はこちらが上であった。
順調に追尾していたのだが・・・・
私は相当の距離感を開けながら、追尾していたのだが、
ご主人はこちらの車を意識しだし、
走りやの魂に火がついたようにさらにスピードを上げた。
まるで「ついてこれるか」と言わんばかりに・・・
だがその先2キロ先にオービスがある。
探偵はぎりぎりまでスピードを落とす。
だがご主人は加速をしたままオービスを通過する。
ピカっと赤いランプが光る。
おそらくは数十キロオーバーであった。
ことの重大さに意気消沈したであろうご主人は
次のインターで高速道路を下りて
浮気相手を家まで送った。
奥さんの話ではご主人はかなり落胆をしていたようだ。
浮気デートどころではなくなったのだろう。
後日、奥さんに聞いたのだが、
ご主人は輸入車(とくにM社、B社、P社)の車には
ライバル心を持っており、自分でベンツキラーと
言っていたようだ。
3度目の調査・・・・
ご主人は至って安全運転で制限速度を順守し、
浮気相手を迎えに行き、
ドライブして、そしてホテルへ入った。
こうしてこの調査は無事に終了したのであった。
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