ある奥さんの浮気と親権についての裁判。
探偵の調査により証拠は万全であった。
裁判所での妻は我々、探偵が調査をしてきた
妻とは別人で臨んできたのだ。
実際の妻は子供と外出しても
気にくわなければ子供を殴る。
食事もほとんどがコンビニのお弁当。
夫が出張中には、小さな子供を置いて
夜、男性とデート、そしてホテル。
だが、裁判所での妻はあわてて書いたのであろう
子供の昼食の献立表を出してくる。
「子供と暮らせないのなら死にます」と
涙ながらの訴え。
その演技力に裁判を傍聴していた探偵と
夫は唖然とする。
結局は探偵の客観的証拠と
妻に関わる証人の証言で
判決としては夫の主張がほぼ認められた。
だが、もし証拠が無ければ、妻の演技力に
負けていたのかもしれません。